「サラダ記念日」と聞いて、ああ懐かしい!と思う人は、あらふぉー以上の方が多いでしょうか。
いわずと知れた、俵万智さんのベストセラー歌集ですよね。
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
すばらしい。
実をいいますと、俵万智さんの歌集は、僕を日本語、特に詩としての日本語の世界に目覚めさせさせてくれた書物なのです。
「意味」だけでない言葉の魅力、美しく深くて広い日本語の世界の入り口となってくれたのです。
ただ僕が最初に読んだのは第二歌集「かぜのてのひら」でして、僕には「サラダ記念日」より好きな歌集です。
それが、なんと今AMAZONで見ると、「かぜのてのひら」については「出品者よりお求め」しかなくて驚いています。
単に流行り廃りで、扱われるようなそんな程度の書物だろうか?
いやそんなはずはありません、まったく哀しいことです。(「サラダ記念日」はありますよ)
サラダ記念日 (河出文庫―BUNGEI Collection)
- 作者: 俵万智
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1989/10/01
- メディア: 文庫
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何年前でしょうか、池袋リブロの俵万智さんサイン会に行きました。
ご本人を目の前にして、ひとっっっっっっっ言もしゃべれませんでしたね。なんというか初恋に近い感じでしたね、ふぅう。
やっぱり、つんく♂師匠も、「サラダ記念日」が好きなんでしょうか、
同じく言葉の匠ですから、十分にありえる話です。
ってか、これすごいいい曲じゃん!