巨星落つ

アップル創業者の一人スティーブ・ジョブズが亡くなりました。
マック信者ではない自分ですが、なんというか世の中を照らす光が一つ消えたような、そんな寂しさを感じました。


自分の発想するもので世の中にまったく新しい大きなマーケットを作り出すとはすごいことです。


子供の頃、パソコン(マイコン)少年の端くれでして、子供向けのマイコンの本にアップルⅡを使いこなすイケてる少年の記事があり、自分には別世界の話でしたが、子供心に「アップルⅡ」というすごいマイコンがあるんだという強烈な印象を持ちました。


今ではすっかりウィンドウズ派な自分ですが、15年ほど前はマックユーザーだったころもあり、パフォーマというモニターと本体が一体になったパソコンを3年ぐらい使っていました。
かわいがってはいたものの、よくフリーズしたし1ボタンマウスは使いづらいし音楽・グラフィックソフトもウィンドウズ版が出だしてたし、OFFICEが入ってなくて自分の仕事の役にたたないし、(自分的には)使えねえなということで、正直ウィンドウズPCにすべきだったと思ったものでした。(マックな人たちごめんなさい)


ただ、スティーブ・ジョブズがアップルに戻ってからのTHINK DIFFERENTのコマーシャルは本当に格好よかった。

Apple CM Think different. Japanese 60sec. ver.


スティーブ・ジョブズビートルズ、特にジョン・レノンを尊敬していたようですが、風貌も似ていますし、あとは幼少期の環境が近いように思います。双方とも実の親の元では育っていません。その部分でどこか共感を持ったのではと想像します。


またスティーブ・ジョブズのように自分が好きなことだけをする。
ということは理想ですが、僕自身は若い人には自分の好きな仕事をする、以上に自分に向いた仕事を目指すことをお薦めします。
自分が好きなこと=自分が向いてることとは限りませんし、自分が好きなことが世の中に需要があるとも限りませんので。
スティーブ・ジョブズは偉人であり異人なわけですから。