午前十時の映画祭

TOHOシネマズの日本中の映画館でやっている「午前十時の映画祭」をご存知でしょうか?
http://www.tohotheater.jp/event/asa10/index.html


往年の名画を一週間サイクルで毎日朝10時の回一回のみ(有楽町・梅田は終日)公開しているイベントです。


おそらく映画ファンの多くの方は知ってると思いますが、僕は先月になって職場の映画好きの人に教えてもらって初めて知りました。
一応映画ファンの端くれのつもりでしたが、よく考えてみると今はロードショー映画を年間2、3本見るぐらいのどこが映画ファンやねんとつっこまれても仕方のない程度でしたので、そんなイベントをやっていることも知りもしませんでした。


これがラインナップ見ると、うわあああ見逃した!という垂涎のラインナップ・・・ort


いやい、今からでも!ということで、こないだ「薔薇の名前」を見に行きました。
初めてでしたがいや〜めちゃくちゃおもしろい映画でした。学生の頃にこの映画を友人・Kに誘われましたが、なにせ街に出る交通費だけでバカにならないところに住んでましたし僕は行けなかったんですね、それを25年も経って映画館で見れるなんてヒデキ感激っ!ですよ、んとに。

それにしても「薔薇の名前」あんなに複雑な内容なのに、最初から最後まで飽きずに見れました、監督の技量たるやすごいものだと思います。



友人・Kは中学生の頃に洋画を見ることを教えてくれた友人です。僕の両親は映画を見るっていう文化を持たない人たちでしたので(多分洋画は二人の人生で1本見てるか否か・・・)、友人・Kのおかげで映画(特に洋画)という存在を知ることができました。
それにしても奴は薔薇の名前の原作(有名なようですね)も読んでましたから、今から思えばずいぶんマせてたし知的だったですね。当時の僕には内容が理解できなかったと思います。もう今は何をしてるのかも知りませんが・・。


ところでこの映画のエンディングは監督の意図とは違うのではないかと想像しています。特にハリウッドなどは観客(モニター)の反応を見てエンディングや内容を変えるそうですから、あのエンディングは女性受けをよくするために映画会社が変更を要請したということはないでしょうか?行き当たりばったりの男女の「出会い」にそんな深い愛が生まれるなんて僕には不自然に思えて仕方ありません。
ただ面白い映画ですので、興味のある方はご覧ください。


これからも見たい映画がいくつかありますのでああ楽しみだな!