80年代洋楽を思い出して - 1 -  〜ブライアン・アダムス

 僕は80年代に青春時代ってやつをすごしています。
もちろん誰でもそうなんですが、その青春期には自分の過ごしている「今」という時代を俯瞰で客観的に判断するなんてできるわけはありません。


 80年代ってどういう時代だったのでしょうか?


 後で聞いた話ではバブル景気で日本中にお金が余るほどあり使い切れなかった、そんな時代だったそうです。
だけど当時の僕はそんなに経済的恩恵も受けておらず、高そうな服を着る同級生を見ては片身が狭いし、派手さがなくて物事を考えることが好きだった自分のようなタイプは何でも「根暗」「真面目」で一切を切り捨てられてしまうし、今から考えてもある意味で恐ろしい時代だった気もします。
 今は時代のエネルギーという意味では反対に寂しいかぎりですが、ただ一つ、その当時よりも多様性が認められるようになってるんじゃないでしょうか。


 その頃の学生はみんなCD(←さすがにもうレコードじゃなかった)を借りたり買ったりしてよく音楽を聞いていました。音楽鑑賞が趣味の大定番だった。そして僕はその中でも「洋楽派」でした。その年代にはよくありがちなことですが(苦笑)「邦楽なんてダサいよ、洋楽サイコー」などと本気で思っていましたね、極端に考えがちな年頃です。今はほぼ逆転してますがw


 そしてその「洋楽派」は深夜TV番組の「ベストヒットUSA」「MTVジャパン」なんかを熱心に見ていました。インターネットなんて片鱗もない頃ですから深夜まで起きるかビデオを録るかして見るんです。「あの歌今週何位だろう」「すごくいい歌だからきっと1位になるよ」とか毎週真剣に見ていたんですよ、今にして思うとなかなか恥ずかしいですね。


 「ベストヒットUSA」は好きな番組でした。YouTubeに上がってる動画を見たりすると懐かしいですね、小林克也さんも(当たり前だけど)若い!
 同年代の音楽好きと話をすると「ベストヒットUSA」の話題で盛り上がる。(笑)


 そんな80年代ポップスから今日はこの歌をご紹介します。


Bryan Adams - Heaven


(ちなみに時代としては僕は70代のポピュラー音楽が一番好きなのですが。)