また出会いがありました。

ストリーミングで全世界で聞ける、愛してやまないBBCラジオ2を流していると、いつも思いがけない出会いがあるんです。


「どこかでお会いしたことはありませんか?」というような音楽との素敵な出会い。


今日はこの歌、
Carly Simon - The Right Thing To Do (1973)


 こういうメロディとコード進行の絡み加減が僕にはたまらないのです。
 実はカーリー・サイモンって僕は全然知らなかった。音楽ファンというにはちょっと恥ずかしいでしょうか。


 ポピュラーミュージックは、時代だと1970年代が最強・最高だと思います。
 60年代はビートルズビーチボーイズローリングストーンズに代表される時代ですが、全体として見ると、まだ録音技術(音質、多重録音等)が発展途上でちょっと聞き飽きてしまう。逆に80年代は、DX7をはじめFM音源のシンセサイザー+打ち込み全盛の時代でキラキラしてるけど深みがない。
 70年代は音質は申し分なく、打ち込みも少なく、シンセサイザーもアナログシンセの時代で、ストリングスやブラスは生演奏で、編成もゴージャス、いいですね。
 例えば、マイケル・ジャクソンでいえば僕が一番好きなのは「オフ・ザ・ウォール」。70年代のアルバムです。このアルバムが一番好きだという人は、特に音楽ファンで多いように思います。


 もっとも70年代サウンドのその基礎はビートルズによって作られたものだと思っています。ビートルズはあまりに特別。そしてモータウンソウルミュージックの影響もかなり大きいでしょうか。