「小遣い(も)足りない」 〜つんくの歌世界

ここ数日、モーニング娘。の2枚目のアルバム「セカンドモーニング」をよく聞いていた。
モー娘ファンの間でも人気の高いアルバムで、「真夏の光線」「抱いてHOLD ON ME!」ほかヒット曲も多い。


このアルバムで僕が詞が好きで特に繰り返し聞くのが「せんこう花火」と「ダディドゥデドダディ! 」。


自己分析によると「ロマンチスト」だというつんく師匠ですが、ロマンチストでないと「せんこう花火」のような歌詞は書けないでしょう。

「二人で一つ手に持った せんこう花火 あなたの瞳に映ってる火が とても奇麗だわ」
いいですね、しみますね。
保田圭ちゃんの歌う「せんこう花火」↓
http://www.youtube.com/watch?v=wc7_N4Sl4EY


つんく師匠には若い人たち若い時代へのメッセージソングというか応援歌がいろいろとあって、いい歌も多いんですがこれもつんくワールドに欠かせないエッセンスの一つですね。
そんな歌の一つが「ダディドゥデドダディ! 」。
歌詞をなぞりながら聞いていて思わずハッと気付いてうれしくなりました。

「小遣い(も)足りない」という一節。

スマイレージの「ショートカット」の歌詞にもあるんですよね。
もちろんあれだけ作品を残しているんですから、歌詞の一部が同じなんてことはあるのが当たり前かもしれません。
ただこの「小遣い足りない」・・・格好わるくてオシャレじゃなくて他のアーティストが使ってる記憶はないですが、だけど正直で(あの頃みんな小遣いが足りなかった!)素朴で温かい響きがするじゃないですか。つんく詞を代表する言葉の一つかもしれませんよ。


↓「ダディドゥデドダディ!」↓
http://www.youtube.com/watch?v=U_ANFVC7yhQ&feature=related
メンバーもオーディエンスもステージも今と比べると驚くほど素朴ですよね、けれど好きですこの作られてなくて溌剌とした感じ。


スマイレージ「ショートカット」↓

この歌を聞くたびウルっとなるんですよね。