祝!第三回午前十時の映画祭

今年も東宝系映画館にて、第三回午前十時の映画祭として往年の名画を朝10時の一回(映画館によっては複数回)上映されます。


昨年秋に、職場の映画好きの人から教えてもらって、そこからちょくちょくと見に行っていました。
そして見逃してしまった映画を思っては悔しかったわけですが、今年もまたやってくれるみたいです、ヤンヤヤンヤ。


去年の10月からですが、それでも結局、
薔薇の名前」「雨に唄えば」「アラビアのロレンス」「ベン・ハー」「アマデウス」「チャップリンの独裁者」「シェーン」「友だちのうちはどこ?」「山猫」を見てきました。
そのうちの大半はビデオですでに見ていましたが、それでもやっぱり映画館で見るほうがいいですね、スクリーンが大きくて音がいいってだけでなく、集中して見れますね。無論、名画だからということもあるでしょう。
家でごろごろビデオ(DVD)鑑賞もいいですが、ただ消化するように見てる場合もありますんで。味わって食べるんじゃなくて、ただ機械的に食べてるだけみたいな。

アラビアのロレンス」や「ベン・ハー」は期待していたとおりでしたが、特に「アマデウス」は予想していた以上に今回見直したらとにかくおもしろかったですね。
二回目なのでとっつきやすかったのと、もしかしたら前回見たときより一応は人生経験は増したので、なんというか人生の悲哀みたいなものをより理解できたのかもしれません。
サリエリの苦悩は前よりずっと身近に感じました。とはいってもサリエリも十分に成功者であり、モーツァルトの音楽的天才を誰よりも認めていたことからも才能のある人だったことが分かります。サリエリの役者(F・マーリー・エイブラハム)はとにかくよかったですね。サリエリそのものにしか見えない。そのただ一人の役者の演技を見るための映画といっても言いすぎじゃないでしょう。
この映画では、歴史上の悪妻コンスタンツェは芸人、、もとい芸術家を支える良妻として描かれていたように思います、余談ですがその女優は好みでした・・・ムフフフ。あとは王様役の役者もよかった・・・王様?


この午前十時の映画祭も、第三回で一応終了のようですが、そういわずにまた続けて欲しいです。邦画もいいではないですか。東宝といえば黒澤映画がありますし!黒澤全作品上映だったら僕は通うと思いますね。(その際は10回チケットなどで割安にしてほしい)
あとは大林宣彦溝口健二作品がリバイバル上映されるなら毎回でも行きたいですね。

それでは次週お楽しみください、サヨナラ、サヨナラ、、サヨナラ


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