小さな恋のメロディ

小さな恋のメロディ
まずこの映画、邦題がいい。
原題は「MELODY」(主人公の女の子の名前がメロディ)、それが「小さな恋のメロディ」とは抜群のセンス。
この映画に対する日本人のイメージがいいのもこの邦題のよさが影響していると思う。
トンデモ邦題の犠牲にならずに済んだ。


小さな恋のメロディ」予告編

この日本版予告編もいい。日本語の字体の雰囲気がすこぶるいい。
ハロー・キティはロンドン出身らしいけど、この映画のおかげでロンドンが人気があったんじゃないだろうか。
(そういえば子供の頃「ロンドン」っていうパン屋さんがあった(今でもあるかな))

そしてこの映画、全編に流れるビージーズの音楽がいい。

ビージーズThe Bee Gees/若葉のころFirst Of May
http://www.youtube.com/watch?v=_l3wU4WYTRI


自分が生まれるか生まれてないか頃の映画だけど、この時代の映画の色が好きだ。
同じ頃の日本のドラマ「おくさまは18歳」も好きだし。

「舞台はイギリス。伝統的な価値観を受け継ぐパブリック・スクールに通う少年少女たちの恋の物語。」(ウィキペディア
ややこしい話でよく知られた話だけどイギリスで「パブリック・スクール」といえば公立学校ではなくて私立学校。しかもお金持ちが通うイメージが僕にはある。メロディちゃんのお父っつぁんは昼間っからパブに入り浸ってるような人なのにパブリック・スクール?!ただたしかに学校の雰囲気は私立っぽいぞ。それと話す英語も(聞き取れないけど)エレガントな気がする。

この映画を見ると、子供の頃は同年齢でも男の子にくらべて女の子の方が圧倒的に精神的に大人だと、そのことがよく分かる。