9月に行った尾道・竹原への小旅行のこと(6)

姫路城が、はじめて実際に見る白鷺城が、壁で囲われている!

改修はまだ行われているんだ。
姫路城の改修が行われていたらしいことは、事前にさらっと調べていたんだけど、まだ続いてたのか。
しかも天守閣を壁で覆ってまで行う大規模の改修だとは全然考えていなかった。

この旅のことだけでなく、それ以外にも自分の身の回りの巡り合わせがここ何年かあまりにも悪い・・・。
落ち込む。非科学的なことは基本的に信じない自分だけど、、天に見放されているんじゃないかと・・・。

いや、「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」
と、こうありたいものだ。
すぐに開きなおって考えてみた。
天守閣の近くまで行ってみると中は見学できそうで、改修現場を見れるなんてかえってラッキーじゃないか。
それに改修中なら見学客も少なくて楽に見れるかもしれない。

というわけでレッツラゴー。
その日はたしか日曜日で、そのせいだと思うけど実際の改修の作業をしているところは見れなかった。
でも天守閣を外から間近で見ることができた。(正直全容を眺めたかったが・・)
それに天守閣の中は見学できた。
お城の中は飾り気の一切ない独特の雰囲気がある。日本の美。

それにしても天守閣から眺める城下とはよいもの。
姫路の町は広く開けていて、ここに城を建てたのも分かる気がした。
気分は黒澤映画「蜘蛛巣城」の三船敏郎か、はたまたあんみつ姫志村けんのバカ殿様か。


よし満足した。目指すは西ぞ。今日中に尾道まで行かなければいけない。もうそろそろ鉄道状況も好転しているだろう。
姫路駅に戻ろう。
ああこのアーケード商店街の雰囲気、どこか昔を思い出す、東京大阪と違って人でごったがえしてもいないし、よすぎる。
おっとドトールコーヒーがある。
ドトールコーヒーを見つけると、無性にコーヒーとジャーマンドッグを食べたくなる。ちょうどいい、ランチ&トイレ休憩&時刻表チェックだ。

(つづく)


姫路で僕がまず思い浮かべるのはなんといっても、あやや松浦亜弥姫路市出身)。

松浦亜弥 - 100回のKISS

このシングルが出た頃、本当に毎日忙しくて、そんなときにラジオで毎日聞いていたこの歌。本当に心にしみましたね。