『戦争と平和』に再び手を付けた

去年の春にトルストイ戦争と平和』を買って読み始めたけど、いろいろ生活の変化があって気分的に長編文学を読む余裕も無くして中断。

今また思い出したように読むことにした。
読み始めてみると、案外と読みやすい。
翻訳のおかげか?
いやしかし原文の雰囲気を崩してまで読みやすく訳すことはないと思うので、実際にトルストイは読みやすいのかもしれない。
以前に『アンナ・カレーニナ』は読んだけど、あまり心に響かず内容もすっかり忘れてしまった。
今回はあせらずゆっくり時間をかけて読もうと決めてる。

そうやって味わって読み始めてみると、人物描写が細やかで繊細な印象を受けた。
うーーーむ、あのトルストイの髭の写真からは思いもよらないが、実は内面はけっこう乙女なのかもと想像するとなかなかおもしろい。

どうです、本って衝動買いしてしまいませんか?
最近は僕も本屋さんに寄ることも減ってしまいましたが、以前は長時間いても飽きない好きな空間でした。
本は自分のためになるからと、本については金額を考えないようにしていた頃があります。
まあ若気の至りでしょうか。
そうやって衝動買いをした高い本もほったらかしにしたことも少なくありません。
それが自分も30歳を過ぎたころから買った本は何年か放置したとしても必ず読むようになりました。
心境の変化というか、これは成長だと思います。


それにしても、なぜここに『戦争と平和』を読むとわざわざ書いたか。
といいますのは、読書の進捗状況もこれから書こうと考えているのです。
高い山ですので挫折しないように一つのモチベーションにしようと。


戦争と平和トルストイ 新潮文庫 工藤精一郎/訳
【現在】第1巻35ページ

(↑なんとなくアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の「人類滅亡まであと残り○○日」みたいだなと思って独りクスクスと笑う)

YAMATO BGM 無限に広がる大宇宙