クリームソーダの思ひで(しゅわしゅわポン!)

夏休みといえば、小学生の頃の夏休みのお昼は、そうめんが定番だったな。

「また、そうめん〜〜!?」
当然こんな感じだった。

そんなすっかり嫌いになってしまったそうめんを、大人になって自分で湯がいて食べようとしたときに、
最初はセオリーどおりに、ゆで時間とか食べ方とか説明書きのまま作ってみた。

「べっ、別もんやん!」
ちゃんと麺にコシがあってオイしかった。

母親の作ったクッタクタのほとんどモッチモチになってた、あのそうめんはなんだったんだろう。
うちの母親のように、周りに親戚もまったくいない専業主婦はチェックがされないから、料理好きでない限り自我流(あたし流?)が進むのだろうな、と冷静に考えてみる。
子供がブーたれたら、「イヤなら食べなくていい」「どこの家も一緒よ」で済むこと。

そして子供はよその家に行って気づいたりする、「あれ○○君とこの、おかしない?」
自分ンちがおかしいなんて分かるはずがあろうか(いやない)。(苦笑)

もっとも毎日食事を作ることは大変なことだけど。(一応フォロー)


小学生の頃は、外食した記憶もあんまりない。
それは時代もあったと思う。
今のような郊外型のファミレスや外食チェーンなんてなかった。少なくとも家には車がなかった。
うちの母親は、喫茶店は不良の行くところだと思っていたふしがある。

あるとき、そんな母親の買い物につきあって、堺東に行った。
堺東とは、大阪の堺市の中でも大きな街で、堺市役所や高島屋や映画館があるところ、なんといってもマクドナルドがある!これは都会だ。
そのとき母親は機嫌がよかったのかもしれない、あとは兄弟の中で僕一人だけだったせいもあるだろう、
珍しくというか初めて、ダイエーイズミヤかニチイの上の階にあった喫茶室のようなところで何か飲ませてくれるという。
母親がクリームソーダをたのんだので、そういう機会もなかったから僕もよく分からないし、遠慮がちに同じものにしたんだ。
あの緑色のメロンソーダの上にアイスクリームののった、あのクリームソーダ

本当ーーーーにおいしかった。

いや、まずどうやって飲んだらいいか分からなかった。
おそるおそるアイスクリームをつついた気がする。
あの炭酸のしゅわしゅわ感とクリーミーなアイスとの味わいの組み合わせ。


メロンソーダって普段見かけないけど、それからでもファミレスのドリンクバーにあったりするとちょっと飲みたくなるんだよな。



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戦争と平和』進捗
第1巻393ページ

英単語のボキャビルもやる気が起きないのでモチベーションに、
今日から一日4ページノルマでここに進捗を載せます。
『でる順パス単 英検1級』
 344〜347ページ