TO FRANCE

Mike Oldfield & Maggie Reilly - TO FRANCE

BBCラジオ2を流しているとたまにかかる。
イギリスっぽくて、美しく物悲しいメロディと歌詞、いい曲だぁ。

自らの国イギリスを離れて、新しい土地フランスに焦がれるけれど、決してそこへ行くことはできない、
というような歌詞のようです。
自分は知りませんが、歌詞の裏にはなにか歴史的な背景や物語があるのかもしれません、コメントにもそのようなことが少し書かれています。

イギリス海峡という、簡単には渡れないけど、そこまで離れてもいないという絶妙な距離感が、よりこの曲を悲劇的にも美しくしているような気がします。


以前に一度、ロンドンから夜行バスに乗ってヨーロッパ大陸へ旅行をしたことがあります。
一生忘れ得ない旅でした。
イギリスのドーバーからフランスのカレーまで、ドーバー海峡(フランス側からはカレー海峡と呼ぶらしい)をフェリーで渡るのですが、
夜の真っ暗闇のドーバー海峡を渡るのも、ロマンチックなものでした。
先に見えてくる灯りはもう異国という、なんとも不思議なあの感じ、ああいう気分が浮遊するような感覚が子供の頃から好きなんです。