Juice=Juice 『風に吹かれて』

『風に吹かれて』
ボブ・ディランの歌の邦題が初めだとは思っているのですが、ひとつの定型句にように使われているこのタイトル。
Juice=Juice以外には、ハロプロとつながりのある森高千里さんや、Judy and Maryなどの歌のタイトルにもなっているようです。

「風に吹かれて」という日本語からイメージするのは、このJuice=Juiceの英訳タイトルのように"Blown by the Wind"「風に吹かれて飛ばされる」。
ただ、ボブ・ディランの原題は"Blowin' in the Wind"、受身じゃなく進行形なんです。

The answer is blowin' in the Wind.「その答えは風に乗って飛んでいる」

単に英語と日本語の用法の違いなのか、英語では受身と進行形とでニュアンスの違いがあるのか、よく分かりません。
"blown by the wind"という英語もただ日本語からの直訳のようにも見えてきました。
・・・ややこしくなってきたので、このへんで。。



Juice=Juice 『風に吹かれて』(Promotion edit)
作詞・作曲: つんく、編曲: 平田祥一郎
メジャー4枚目シングル 2014年7月30日発売

歌詞は歌のメロディがありきで、歌詞だけで成立するものでもないと思っていますが、この「風に吹かれて」も歌詞だけ読むと、ちょっと分からないところがあります。


 「君」と主人公の女の子のあいだにいったい何があったのか?

 「止めて!」って誰に言ってるんだろう?

 なぜ「ごめん」なんだろう?

 「だけど愛してるの」・・・・女心のフクザツさ??


いや、でも曲調から雰囲気は伝わる。
ミステリアスなのがいい。聞く人によってイメージが違ってもいい。

答えは風の中にあるのかも・・・・。


Juice=Juice 『風に吹かれて』(Dance Shot Ver.)

この曲もライブで聞くといいですよ。
こういう繊細な表現はJuice=Juiceの好きなところ(^^)