定期的にやってるのかもしれませんが、
GYAO!で今月13日までジェレミー・ブレット主演のテレビシリーズ『シャーロック・ホームズの冒険』の中から「四つの署名」「バスカビル家の犬」「レディー・フランシスの失踪」が見れます。
時間があれば見るとしよう。
http://gyao.yahoo.co.jp/ct/drama/
(できれば露口茂、長門裕之の吹き替えがよかった)
原作のほうですがシャーロック・ホームズ・シリーズは僕にとって生涯の友になるはず。
シャーロック・ホームズ好きというと、子供の頃から読んでたんだろうと想像されるかもしれませんが、いえいえ僕が読み始めたのはCrazy 完全な大人になってから。
その頃、本格的に英語を勉強しなおそうと決めて、ビートルズも好きだし、発音のカクカクした感じもクールだしイギリス英語を中心にしようと、そこでモチベーションを上げたり文化的なものも吸収したいってことで英国らしいイメージのこの小説を読み始めました。
英語学習用の英文と日本語訳が両方載っているシリーズでしたが、これがめちゃくちゃ面白くて驚いた。
なぜか子供向けのような先入観を持っていましたが、これは大人向け。
そして単に内容がおもしろいだけでなく、物語の世界や登場人物にすごく自分にフィットする感じがありました。
本や作者との相性というか、初めて会ったのに既に懐かしいようなそんな感じでしょうか。
同時期にアガサ・クリスティも読んでいまして面白いとは思ったものの、シャーロック・ホームズ・シリーズのような特別な印象は受けませんでした。
もちろんそれは好みの問題。
そういえば今、『月は無慈悲な夜の女王』(ロバート・A・ハインライン/矢野徹訳)も少しずつ読み始めています。SF小説もおもしろいものですね。
それが、最初の1ページ目ですよ。
主人公が計算機の親玉をマイクと名付けた、その理由が最高。
「ドクター・ワトソンがIBMを創立する前に書いた小説にちなんで、おれはこの計算機にマイクロフト・ホームズという仇名をつけたのだ」
すばらしい!
ご存知の方も多いでしょうが、シャーロック・ホームズは原作はもちろんコナン・ドイルですが、小説はワトソンの回想録という形式をとってるんです。しかもマイクロフトとはシャーロックの兄の名前。これは渋い。一気に親近感がわきました。
(歌の内容はシャーロック・ホームズとは関係ないようですが)
Gerry Rafferty - Baker Street (Live TV)