Side B-4 「秘密のウ・タ・ヒ・メ 」

Berryz工房「秘密のウ・タ・ヒ・メ 」(「21時までのシンデレラ」(2005)のカップリング曲)
作詞・作曲:つんく 編曲:橋本由香利



この曲がもう大好きです。
どこか昔を思い出すようなこの不思議な感じ。
「浮遊感」といいましょうか。

 

音楽を聴いて感じる「浮遊感」は何から来ているのでしょうか、コード(和声)、サウンド、楽器、メロディ、歌声・・など色々あるでしょう。
そもそも人によって「浮遊感」の感じ方が違うかもしれません。

 

自分にとってこの音楽の浮遊感は、いろんな音楽を聴きたいという原動力とすら思います。
さて、自分が感じる "浮遊感のある音楽" で特に好きなのは、ラヴェルドビュッシーや、エリック・サティの楽曲です。その浮遊感は、調性から外れた音がたくさん散りばめられているからだと自分では解釈しています。(イメージ → 楽譜の音符の横に♯や♭の記号がたくさんついているもの)

 

このからも浮遊感を感じるんです、とても心地いい。
ただそれがよく聴いてみても、自分の耳には浮揚感を醸し出すような和声を鳴らす楽器の音が入っているように聴こえないんです。
はて、この「秘密のウ・タ・ヒ・メ 」の浮遊感、どこから来るのでしょうか、

ああ不思議で魅力的で音楽は奥深い。