1940年生まれのビートルズのジョン・レノンが、もし1980年に撃たれておらず生きていれば・・・先日10月9日で80歳になっています。
そこでジョンの80歳の誕生日を祝ってBBC radioでスペシャル番組がありました。
ジョンとオノ・ヨーコの息子のショーンが、名付け親のエルトン・ジョン、母親違いの兄ジュリアン・レノン、そしてポール・マッカートニーの3人にジョン・レノンについてインタビューをしています。
期間限定でBBC radioのサイトで聴けますし、YouTubeにも動画が上がっています。
ポールとのインタビューをまず一所懸命に聴いてみました。
https://www.bbc.co.uk/programmes/p08t4mx9
やり直し英語を始めて10年以上経ちますが、頑張って聴き取れたのは半分ぐらいでしょうか。聴けたと思っても間違ってるところもあり、つくづく英語のリスニングは難しいですね。。
分からない部分は、以下のサイトで書き起こしを見つけました。
https://www.music-news.com/news/UK/134979/John-Lennon-at-80-part-2-full-transcript-revealed
ポールはスーパースターで超大御所の現在78歳ですが、本当に若くて面白くて誠実なのが、いつもながら素晴らしいです。そしてショーンは、ポールを尊敬しているのがよく伝わります。いいインタビューです。
ショーンは日本で暮らしたことはないはずですが、物腰にどこか日本人の雰囲気があって親近感がわきます。
インタビュー内容は、
- ジョンと知り合う前にジョンをバスなどで見かけていること
- 家庭環境のこと
- ジョンの母親ジュリアのこと
- 互いに補い影響を与え合って学んでいったこと
- strawberry fields foreverやリバプールのこと
- 曲作りの進化
などなど
[追記]
ビートルズは特に当時のポピュラー音楽の常識では考えられなかったことを次々とやっていますが、そこにつながることをポールが触れています。
- 大切なのは、誰がsofisticated(よく知っている、洗練されている)かってことじゃなくて、自分はこうしたいんだっていうattitude(態度、心構え)で、(ジョンとの)二つのattitudeの組み合わせが素晴らしかったんだ。ちょっと陰陽のような感じで、まったく反対という訳ではないけど、僕はジョンが持っていないものを持っていて、ジョンは僕が持っていないものを持っていて、それが合わさると違う何かができたんだ。
ジョンは、母親のジュリアでなく母親の姉(ミミ伯母さん)夫婦に育てられていることはファンによく知られていますが、ポールもジュリアに会っていたことは私は知りませんでした。クールでウィッティで魅力的な女性だったようで、ジョンもアイドル視していたとポールも語っていますが、悲しいことにジョンが17歳のときに交通事故で亡くなっています。
ソロになってからのジョンの曲で好きな曲は?の質問に、ポールは「ビューティフル・ボーイ」を答えています。ジョンが子育てをしていたショーンを歌った父親の優しさに溢れた一曲ですが、昔にもポールがこの曲に触れている動画もあります。
BEAUTIFUL BOY (DARLING BOY). (Ultimate Mix, 2020) - John Lennon (official music video HD)