「里の秋」、とてもいい曲です。
「里の秋」 (1948)
作詞:斎藤信夫 作曲:海沼實
曲のことを調べると、思いのほかそこにいろんな背景があったりします。
この「里の秋」も曲名どおりの普通の明るい童謡だと思っていましたが、終戦後に戦地などから日本に帰ってくる引揚者にまつわる悲しみもある歌でした。
歌詞、特に3番を見ればよく分かります。
知りませんでした。
この童謡ですが私がいいなと思ったきっかけが、実はフェイ・ウォン(王菲)の歌を聞いてからです。昔買った輸入盤CDの中にカバー曲の「又見炊烟」がありました。
メロディは絶対に耳に残っていたはずですが、恥ずかしい話、長いあいだ日本の童謡だと気づかなかったです。これだけポップアレンジになってますし。。
元々はこの「又見炊烟」はテレサ・テン(鄧麗君)が歌っていたもののようです。
フェイはテレサのことを敬愛していて、いろいろな歌をカバーしていますね。