調べると、エポックメイキングなデジタルシンセサイザーYAMAHAのDX7は発売が1983年でした。ですので、ザ・80年代サウンドが作られるのはそれ以降ということになるでしょうか。
例えば1981年のこの曲など70年代のシンセサウンドの趣きがします。
Electric Light Orchestra - Twilight (1981)
ただ、70年代の生演奏のグルーヴィ―なディスコサウンドから、あえて打ち込みの機械っぽさをフィーチャーしてライトさを前面にした音楽は1980年あたりでムーブメントが起こっているのかと。
私自身が初めて聞いたのは10年前ですが、プリンスのこのアルバムを聞いて初めてプリンスの天才が分かった気がしました。発売は1979年ですが、音は完全に来るべき1980年代を先取っているではないですか。
Prince - I Feel for You (1979)
80年代中ごろからは、デジタルシンセサイザーサウンドが主流になります。例えばスティーヴィー・ワンダーならこういう感じで。
Stevie Wonder - Stranger On The Shore Of Love (1985)
そして80年代を代表するテイストといえば、この感じ!
Rick Astley - Never Gonna Give You Up (1987)
そういえば1990年代に入って、1991年の発売されてすぐ聞いたマイケル・ジャクソンのアルバム「Dangerous」ごろからもう自分の理解を越えてきた気がします(笑)
Michael Jackson - Jam (1991)
(邦楽編につづく)