あみん「琥珀色の想い出」(1982)
すばらしい!マーベラス!ファンタスティコ!
大ヒットしたデビュー曲「待つわ」の次のシングルで、アルバム『P.S. あなたへ…』(1983)のオープニングナンバー。
あみんは「待つわ」があまりに有名ですが、他にもいい曲がたくさんあります。特に「琥珀色の想い出」はいいですね。
岡村孝子さんの詞曲だけでなく加藤晴子さんのハーモニー、 萩田光雄さんのアレンジが光っています。
YouTubeのコメントを見ていても「待つわ」より好きという方も多いです。
岡村孝子さんの曲は本当に不思議なんです。このメロディの流れがとかこのコードがとかこの部分がすごいとか、そういうことが説明しづらいのですが、だけど明らかに非凡なソングライターです。
アルバム『P.S. あなたへ…』には他の作家さんの歌も収録されていますが、失礼ながら孝子さんの曲は輝きが違います。
あと、よく思うのですが、およそ40年前、当時あみんは二十歳前ぐらいで、当時の人はその年齢でもこんなに大人っぽかったのでしょうか。
人生がそれだけシンプルだったのかも知れません。
ポップで明るいサウンドになってからも素晴らしい曲がたくさんありますが、あみん~ソロ初期のものを思う岡村孝子さんの曲に魅了されます。今でも折に触れて聴きたくなります。あみん時代の曲をリアレンジ、歌い直ししたアルバム『ANDANTINO』(のちにCD『Andantino a tempo』で発売)も最高です。
それと、今の20歳ぐらいの人が聞くとどういう印象を受けるのかなと想像することがあります。
あみん「ごめんね」