#11 「もののかたち―MARRON―」
作曲:飯島真理 編曲:清水信之
このアルバムの最後の曲はショーの幕を静かに閉じるようなインストナンバーです。
そして、さりげなくもとてもいい曲です。
このタイトル「もののかたち―MARRON―」の意味が気になりますが、分かりません。。
この締め方。演奏を積み重ねて丁寧に作られたサウンドの統一感。単に曲を集めたものではなく、一つの作品としてアルバムを作るという気持ちが伝わります。
全11曲。
飯島真理さんの歌、楽曲のレベルの高さはもちろんのこと、清水信之さんの繊細で美しいアレンジが素晴らしい。
39年前のアルバムですが、まったく古さを感じない、むしろデジタル過ぎる気のする今のポピュラー音楽の中では新しさすら感じる最高の一枚です。
<以上>