まんが道

藤子不二雄A先生が88歳でお亡くなりになりました。

 

A(安孫子)先生といえば、自分にとってはなんといっても「まんが道(みち)」!

座右の「マンガ」、無人島に持っていくマンガを選べと言われたら即答で「まんが道」!と答えます。A先生から見た藤子不二雄(藤本・安孫子)が富山県高岡市の学生時代からマンガ家になっていく過程を描いた青春もので、小説や映画を含めても自伝物の最高傑作の一つだと思います。

 

そもそもこのマンガとの出会いは、小学生低学年のときにF君という友達が貸してくれたことでした。この子の家に遊びに行くとお父さんがマンガ好きらしくて階段にも積みあがるほどのマンガがあって、すごく羨ましかったのを覚えています。一冊でしたがその借りた「まんが道」がすごい面白かったんです、マンガ家に憧れていたのも大きかったでしょう。

その後に自分でも一冊だけ少年キングの単行本をお小遣いで買いましたが一冊買うのがやっとで、転校もあってそれからはほぼ忘れていたんです。そうしたらずっと後のことですが藤子不二雄ランドのシリーズの中でその「まんが道」が発売されると知り、そこからはずっと発売日を楽しみにして全冊揃えることができました。もうこれが最高に面白いんです。

その頃に買った他のマンガはもう全て無くなっていますが、この「まんが道」だけはずっと全巻を大切にしてきました。

 

 

自分にも上京した経験がありますが、その時の不安と期待と入り混じった気持ちは二人が上京したときのシーンを重ねたかもしれません。

 

東京では「まんが道」の二人が最初に下宿した江東区や豊島区椎名町トキワ荘跡地に行きました。そしてずっと後になってからですが、当時付き合っていた人と初めて富山県高岡に行ったんです。これが高岡古城公園に高岡の大仏、、もう本当に感動しました。その女性はなんの藤子先生ファンでもなかったのですが読んでもらったら「面白い!」と言ってくれました。曰く「満賀くんはかわいい子を見るとすぐ惚れるねw」。それそれ!その人間味がまたいいんです!(笑)

その後は、富山にハロプロライブ遠征に行った際にも高岡まで足を延ばして一人そこでレンタサイクルの自転車でぐるぐる散策しました。

 

まだできていないのは、、中華料理松葉に行って「ンマーイ!」を言うことですね、これは一人でやるにはハードルが高い(笑)