海岸通りの喫茶店

先月、モーニング娘。の武道館公演を観に行った際には、久々の東京の街散策もしました。

公演当日は武道館まで歩いて行ける範囲の、お茶の水神田神保町あたりもぶらぶらしていたんですが、最後にその辺りを歩いたのはもう20年前になります。

お茶の水は楽器屋が多くて神保町は本屋が多くて、街自体の印象は変わっていないのですが、今はスマホで自分のいる場所がすぐに分かるので、街歩きの感覚が変わっていることに気づきました。目的や行先が決まっていれば目当ても探せるし、最短で行けるので今の方が便利で時短もできていいですね。ただ逆に何か予想もしない発見があるのは昔の方な気がします。

 

さてお茶の水に行った際には、明治大学阿久悠記念館の文字を見つけ立ち寄りました。広さは会議室ぐらいのスペースで広くはないですが、年表や自筆原稿や仕事部屋の再現展示などあってとても面白かったです。

阿久悠(1937-2007)といえば言わずと知れた特に昭和を代表する大作詞家ですが、私自身は特に歌詞を意識したことがなかったのですが、この曲を聞いたときにやっぱりすごい作詞家なんだと意識したんです。

普段使いのシンプルな言葉で、言葉数が少ないのにその歌詞の情景がぶわーっと目の前に浮かんできました。この曲、好きなんです。

 

岡崎友紀「海岸通りの喫茶店」(1974)

作詞:阿久悠 作曲/編曲:三木たかし

(時間指定させて頂いています)

 

聴いていけばいくらでも名作詞曲があるでしょうが、この曲なんてビビるぐらい名曲です。

 

沢田研二勝手にしやがれ」(1977)

作詞:阿久悠  作曲:大野克夫 編曲:船山基紀

 

https://www.youtube.com/watch?v=8ZZ1OLytpzs

 

 「行ったきりならしあわせになるがいい

   戻る気になりゃいつでもおいでよ」

 

いや、、かっこよすぎる!