高野寛:夜の海を走って月を見た Running on the sea, Looking up the Moon
高野寛さんのデビューアルバム「hullo hulloa」(1988)の一曲、「夜の海を走って月を見た」のアコースティック弾き語りバージョン。
僕はもう相当長いことギター、アコースティックもエレキもずっとケースに仕舞いっぱなしで、指先もまったく柔らかくなって今弾いたとしたも、あ痛てててとなるはず。
今はそんな状態ですが、僕にとって高野寛さんはギター・ヒーローの一人でした。
高野さんの弾くアコースティックギターに憧れて、少しでも同じように弾きたくてコピーもしてみるんですが、あのキラキラした響きに全くならない。
同じコードでも、鍵盤のどこを、ギターなら指板のどこをどうやって押さえるかで、同じコードでも響きが変わります。古い記憶をたどれば「ボイシング」とかって言うんです。
だから高野さんと同じような響きを鳴らしたくて、弾き語りライブに行ってはどの辺りを押さえているか見ては試してみるようなこともしていました。
でも、やっぱり同じようにはならないんですよね。
それがミュージシャンと、へっぽこサンデーギタリストとの違いといえばまあそれまでのことですが。。
同じレシピで作ってもプロと素人では同じ味にならない、それと似ているかもしれません。
またライブに行きたいな。
夢の中で会えるでしょう (LIVE)