Berryz工房のシングル曲をコンプリートしたベストアルバム「完熟Berryz工房」を今でも折にふれて聴いています。
聴く回数は、シングルのタイトル曲集よりカップリング曲集の方が多いです。
なんといいますか、タイトル曲とはまた違う、つんく♂さんの個性と味がある魅力的な曲が多いんです。
CDは、アナログレコードやカセットテープとは違って物理的な表裏(A面・B面)がありませんが、ただカップリング曲には今でもその名残なのか陽に対して陰な雰囲気が残っているような感じです。
他に例えるなら、アニメのオープニング曲とエンディング曲は特に昭和のアニメでは顕著でした。明るくて元気な始まりの歌と、寂しくてだけど懐かしい終わりの歌。
つんく♂さんも、そういったものから来るわび・さびがあるのかもなどと想像します。
先日もこのアルバムを通して流していまして、いいな~(しみじみ)と聞いていました。
「あいたいけど…」(「胸さわぎスカーレット」(2006)のカップリング)
あらためて、なんと優しい歌なんでしょう心がギュッとつかまれます。
もうメディア(媒体)が必要のない時代になっていますので、今後はシングルという発想そのものも変っていくかもしれません。
ただ・・・B面曲よ永遠なれ。
なお、モーニング娘。のカップリングコレクションもとてもいいですね。
話しは変わり、B面つながりで。
25年前にNHK教育テレビで放送していた「土曜ソリトン SIDE-B」は好きな番組でした。
なんというか青春です。
高野寛さんの弾き語りコーナーが好きで、このGUILDのアコースティックギターの音色は憧れでした、懐かしい。