Berryz工房 「もう、子供じゃない私なのに…」 歌の世界にひたる

Berryz工房、この3月3日の武道館コンサートで、
急にももちに話しを振られた徳永千奈美ちゃんがとっさに「センターに一度もなれなかった」のが心残り?というようなことを返していました。

センターっていうのはシングルA面のことかと思います。
でも、『もう、子供じゃない私なのに…』(28枚目のシングル「Be 元気<成せば成るっ!>」のB面曲)のように千奈美ちゃんがセンターの曲もあります。
この歌の世界では主演女優ですよ。

この曲だけでなくても、たとえセンターポジションでなくともハロプロファンはそのメンバーが一番輝ける瞬間をちゃんと見ているものです。
また、そうありたいもの。


先日また車の中で「完熟Berryz工房」のシングルB面曲を集めたCDを流していました。
そしてその「もう、子供じゃない私なのに…」が。



作詞・作曲:つんく 編曲:前嶋康明


♪ジャカジャカジャンッジャカッジャカッジャン

派手目なイントロで耳がキャッチされ、そこから徳永千奈美ちゃんの歌声で

「悔しいな あいつばっか目立って」
今度は歌のストーリーの続きが気になって曲の世界にひかれていく。

そこから本当に1時間ずっとこの曲だけリピートして聞いていました。
なんていい曲、いい歌詞、いいBerryz工房の歌。



曲の登場人物は「子供じゃない」けど「あいつ」が居ない日は校内を探してる、ということで大学生でしょうか。


この歌の男側の主人公「あいつ」「奴」をプロファイリングすると

抜け目無く、愛想がよく、変で派手な服、夢がめちゃ大きくて、日々も忙しそうで、私とは違う世界

うーむ・・・・
モデルはつんく♂さん自身??!


おそらくこの「奴」はモテ男でしょう。
はっきり恋人が居るかは分からないけど、周りにはいつも女友達がいるんじゃないでしょうか。

そして「奴」は、自分がモテることも無自覚にでも分かっているはず。
思わせぶりな行動をとるわけじゃないけど、自然に好意を持たれるような振る舞いができる、そんな男の子なのでしょう「奴」は。


さて、主人公の女の子は、
見た目や雰囲気は、徳永千奈美ちゃんみたいな感じをイメージするのですが、歌詞には心理以外でのパーソナル情報はほとんどなく、「奴」と同級生でバイト先が同じかも、というぐらいしか分かりません。


内面はどういう女の子なのか、それがここ

 「たった一度だけれど 愚痴をこぼしてくれた
  あの夜が懐かしいな」


なんてええ子なんやぁ。・゜・(/Д`)・゜・。
惚れてまうやろおおお!


ここは、こんな女の子がいいなっていう男側から見た理想や願望が表れているのかもしれません。



曲の最後には

「子供じゃない私だから

「子供じゃない私なのに

と二つの歌詞が出てきます。

言葉遊びなのか、それとも何か意味を持たせているのか。
気持ちは大人のつもりでも振る舞いはまだ子供、、というでしょうか。


本当〜〜にいい曲、歌詞です。
アレンジも歌のメロディを生かす素晴らしいもの。



そして、この「リアルBerryz工房」でのライブパフォーマンスは100点満点。
千奈美ちゃんはじめ7人の歌う姿が素敵です。
ももちの気持ちを乗せるような表情もすごくいい。熊井ちゃんの・・・大人っぽいスカートもいい。。

ただ...一つだけ!惜しいのが、この最後の「子供じゃない私なのに...」を千奈美ちゃんがライブでももっと切な寂しげに表現してくれたら僕の中で130点でした。。
CD音源のほうはもっと切なくてキュンとなるんです。