あのあわただしい週末（遠征・観光・コンサート・とんぼ返りで試験）のあと少しバーンアウトして風邪までひいてしまいました。
12月10日（土）はモーニング娘。'22加賀楓ちゃんの卒業コンサートを武道館に観ました。
かえでぃは爽やかな清々しい表情をしていましたね。武道館の席はこれまで行った中で一番高い位置の席で遠くから眺めている感じで正直パフォーマンスもあんまり覚えてないんですが(笑)、ハロヲタが大勢集まって熱いコンサートを見守るあの空間そのものはとてもいいものです。
その週末はまだまだ気候も穏やかで遠征にはよかったです。一年に一度の試験の前夜に遠征するのはなかなか無謀ですが、それなら逆にしっかりエンジョイしながら試験にも役立てようと思い、金曜に休みをとって遠征途中の愛知県で犬山城に行きました。岐阜県との県境の木曽川のほとりにあります。
「天守のみが現存し、江戸時代までに建造された「現存天守12城」のひとつである。また天守が国宝指定された5城のうちの一つである（他は姫路城、松本城、彦根城、松江城）。」（Wikipedia）
特に城好きではないのですが、これで国宝の5城は全て訪れました。名古屋から電車でたかだか40分ほどで、これまで名古屋に長期滞在したこともあるのですが行かなかったんだろうとすら思いました。
風景に溶け込んだキレイな城で天守に入ってほとんどハシゴに登るぐらいの急な階段、これこそが城だ！と思い出させました。一番感動したのは天守閣の最上階からの眺め。360度一望できる素晴らしい眺め、これが城の意義なのでしょう、戦略的価値が一目で分かります。すぐそばが木曽川。水運にも大きく関係しているんだろうな～と昔の時代をいろいろ想像して楽しんでいました。
その日は名古屋で一泊し、翌朝に東京に向かいました。新幹線の中で試験用の資料を読んでいたのですが「皇居東御苑」という項があり、皇居内に見学できるところがあると生まれて初めて知ったんです。旧友と会う約束まで時間があったのでどこに行こうかと、上野または明治神宮かと考えていましたが、東京駅を降りてそのまま歩いて「皇居東御苑」を見学そのあと地下鉄で待ち合わせ場所とかなんて最高なピコーン(￣▽￣)
「皇居東御苑」よかったですね～江戸城があり将軍が住んでいた頃を想像しながら歩くのは天気もよかったしとても楽しかったです。一番オオッとなったのは、あの「忠臣蔵」のきっかけになった松之大廊下があった場所ですね。参勤交代で江戸を訪れていた全国の武士は大都会江戸でどう扱われていたんだろうなとしばし想像しました。
はっきり分かったのですが、実際行ってみることに勝るものはないと。もちろんそれが難しい事情も多々あるのは理解できますが、いくら勉強で得た知識で説明しようとしてもけっきょく想像でしかないので、たとえ知識が薄くても自分の目で見て体験したことのほうがずっと生き生きと説明できていいなと実感しました。
スマイレージ 「旅立ちの春が来た」(2013)
