全国通訳案内士試験(英語)の二次口述試験を受けてきました。
結果は、五分五分というところでしょうか。どっちになっても理解できる感じです。
二次試験は10分
大きく3パート
- プレゼン: 与えられる3つのテーマから一つを選択し、その内容について2分間、受験外国語で説明、またプレゼンに対する質問に答える。
- 逐次翻訳: 試験官が読み上げる日本語を1分間ほどで受験外国語で訳す
- ロールプレイング:試験官をお客様と想定しツアーガイドで起こりうる状況が与えられ通訳案内士として対応する。
1で与えられたテーマは①しゃちほこ、➁海女さん、③わさび
3つともまったく練習していませんでした。ただ食べ物系は得意分野でそれが来たら自動的に選ぼうと思ってたこともあり「わさび」にしました。
これが自分でも驚く程アドリブで結構スラスラと英語が出てきて、お二人(ネイティブ・日本人)の試験官もにこやかにウムウムとうなずいていました。
2も幸い正確さが問われる数字情報が出なかったおかげで、まずまず無難に訳せたと思います。
ここまでなら100%合格を確信していたでしょう。
それが!そもそも練習すらしてなかった、3でまさか足をすくわれるとは!
(プレゼンばかりに目が行きますが、実はこのパートが鍵だったりして・・)
「家族連れの外国人旅行者が子供がお寺参りに飽きてしまった」のでツアーガイドとしてどうするかというロープレ。
詳細を書くと長くなりますので簡潔に言うと2つの間違いをしました。
➀出題者の想定回答とは別の回答をした。
ただ、これは問題的に正式な答えはないはずなのでホスピタリティがある提案ができてさえしていれば大丈夫でしょう。
➁否定形(not)が聞き取れず肯定文に解釈してしまった。
これがあかんですね。。
英語のここの聞き取りは実は難しいところで、聞き間違え自体は仕方ないことだと思います、どんな場面でもありえることかと。ただ問題は、聞き取れてないと思ったり、ちょっとおかしいなと感じたらちゃんと聞き返して相手に確認できるかどうか。会話のキャッチボールをちゃんとすること、実は英検一級の二次でもこれがとても大切なポイントだと思います。試験だと舞い上がって相手がいるのに一方的に話そうとしたり、聞き返すことで減点になると心配して聞き返すことを避ける、これは私だけではなく結構あるあるではないでしょうか。。
幸いネイティブ試験官が、そう誘導してくれたのかと思うのですが、間違って解釈した部分を別の言い方でも2度ほど状況を話してくれ、私も気づいて最後の最後で何とか「~ということですか?」と確認することができました。
合否は3の部分が採点基準にどう引っかかるかだと思ってまして、予想が5分5分とした所以です。結果発表までモヤモヤ。。
ハロプロ・オールスターズ『憧れのStress-free』(2018)