"Even As It All Goes By"

"Even As It All Goes By"


"Even As It All Goes By"
「すべては夢のように」
By Beth Nielsen Chapman
(Wikipedia : http://en.wikipedia.org/wiki/Beth_Nielsen_Chapman )


You could spend your whole life wanting what you don't have
人は自分にはないものを求め続けて一生を送ることができるのかしら

Tangled in the pain and strife, dragging up the ghosts of your past
苦痛と争いの中でもがいたこともあるし 過去というゴーストたちを引きずってもいる

You can curse the rain, but the river remains
雨をのろってみても 川はもとのまま流れ続ける

Even as it all goes by...
すべては夢のように過ぎ去っていくのね


Baby it's a long road to the promised land
そうね天国へは長い道のりね

And there are dreams we hold in the palm of our hands
そして人はみんな手のひらにそれぞれの理想を持っている

But we can never know how the story will end
だけどどんなふうに物語が終わりを告げるのか誰にも分からない

Even as it all goes by
すべては夢のように過ぎ去っていくの


Flying through the hourglass like a grain of sand
一粒の砂のように砂時計を滑り落ちていく

Every moment opens right in our hands
瞬間瞬間が手のなかで確かに開いていく

So love me like a slow dance on a fast train
だから私を愛して 快速列車の上でスローダンスを踊るように

Kiss me as the world flies past and the sceneries change
私にキスして 世界が飛ぶように進んで景色が次々と変わっていっても

And as time rolls through I will hold on to you
時間は回り続けていくけど 私はあなたをずっと離さない
Even as it all goes by
すべては夢のように過ぎ去っていくの


Flying through the hourglass like a grain of sand
Every moment opens right in our hands


As fleeting as the first light on a window sill
最初に窓に差した朝日があっという間に
Reaching through the darkest night, it can never be still
まっ暗な闇夜をむかえるように ただ留まっていることは決してない
Like the earth that spins, where it ends it begins
地球は回り続ける 始まっては終わり終わっては始まる
Even as it all goes by, even as it all goes by
すべては夢のように過ぎ去っていくわ
Either way it all goes by
どの道を選んでもすべては過ぎ去っていくもの


【ほんにゃくメモ】
まず、ここで紹介しているYouTubeのビデオは、イギリスの方がおそらく車で音楽をかけながら外の景色を撮られてるようです。
まあ、いい感じというか最後には馬の足音まで入ってて、なんかイギリスの校外っぽいですが。。

この曲をYouTubeで探すと、説明に必ずといっていいほどBBCRadio2で紹介されてたと書いてあります、僕もそうです。どうもRadio2そこでヘビーローテーションのように選ばれたようですね、一年近くなりますが今でもたまにかかってます。とってもいい曲で僕も気に入っていて今回歌の名前が分かったので、とりあげてみました。
べス・ニールセン・チャップマン(日本語ウィキもなし)が出てるライブ版がありますが、スタジオ版のほうがアレンジがはるかによくてそれをYouTubeで探したのですが、結局ここで上げたビデオしかなくて選択しました。

英語を訳すときはどうしても時制をきっちり把握しないといけません。そこでもう最初のYou could spend your whole lifeの「could」で僕はハ?となってしまった。なんの「could」?
単純に過去形だと意味が通じない、すると仮定法かな、とすると「〜することができたのになあ」になると思うんですが、それもきっちりは合わない。辞書の「could」の項目を全部見た、、よく分からないけど、まあフィーリング訳で済ませました。

正直言うとそもそもタイトルの Even As It All Goes By 自体がよく分からなかった。まあそこで出来事・時間は過ぎていくものだということだろうと解釈しました。訳では「夢のように」としましたが、英語詞には夢とは入っていません、訳詞で勝手に拡大解釈して自分で創作をすることは自分としては禁じ手だと思ってますが、まあこれは許容範囲かと思います。


訳の意味を取り違えてなければいいのですが、、それにしても詞も、きちんと年齢を積み重ねた方だけが持てる強さとやさしさと深みがあって、素晴らしいと思います。