ポールのベースが聞きたくなるビートルズソング (3)Something

言わずと知れた、ジョージ(・ハリスン)の名バラード。
僕にとっても中学のときに初めて聞いて好きになって以来、何百何千回聞いた今でも飽きることがない1曲。
収録されているアルバム『アビイ・ロード』でも、ジョージはこれまでと同様2曲しか自分の曲を入れさせてもらっていない。
だけど、その2曲(あと「ヒア・カムズ・ザ・サン」)ともが『アビイ・ロード』を代表する名曲。

この曲でのポールの美しいベースラインも有名。
ただ個人的には、ちょっとベースとしては弾きすぎかな、とも思っているのですが・・・
ネットか何かで見たので出典は分かりませんが、これでもジョージがポールに、もっとベースを抑えて弾いてくれと言ったとかどうとか。
ポール・・・。


* * * *

さてこのビデオ、ファブ・フォー4人とそれぞれのパートナーが一緒に映っているとても美しい映像です。
特にビデオの最初に出てくる女性がジョージの妻、パティ・ボイド。
この映像の数秒を見ただけで、やはりビビるぐらい魅力的なのが伝わります。
まるでフェルメールの絵のようです。
実際に目の前にしたら、虜にならない男はいないんじゃないでしょうか。

それもそのはず、このパティ・ボイド、ロックファンには常識的によく知られた女性でして、
ジョージ・ハリスンエリック・クラプトンの前妻として知られる。またハリスンの「サムシング」および「フォー・ユー・ブルー」、クラプトンの「いとしのレイラ」、「ワンダフル・トゥナイト」 や「ベル・ボトム・ブルース」といったラブソングにインスピレーションを与えたとされる。」
さらには、「(ジョン・)レノンとミック・ジャガーもまたボイドに引かれていたと発言して」いる。(ウィキペディア

ロックレジェンド2人の妻となり、ロック史に残る名曲にインスピレーションを与える女性・・・
小悪魔という言葉があるならば、彼女こそ小悪魔と呼ぶにふさわしい。
(Yokoも十分に小悪魔ですが・・)


「いとしのレイラ」