映画「リンカーン」を見た朝、エディット・ピアフも聞いた朝

休みだったので、前々から見ようと思ってた、
スピルバーグ映画「リンカーン」を見に行った。


今日から封切りで、それも朝の一番最初の回を見に行った。

映画館で新作映画を見るなんていつ以来だろう・・・・
阪急電車」か「インセプション」か。


なぜ見ようと決めていたかというと、
去年おととし、アメリカの児童文学賞ニューベリー賞の作品を読んでいた中に、
"Lincoln: A Photobiography" 『リンカン - アメリカを変えた大統領』
という写真を多く使ったドキュメンタリー本があって、児童文学作品とはいえ、
がっつり読めておもしろかったんです。

そして、偉大なアメリカ大統領というイメージとは反して、
意外にも内向性の人物だったということで印象に残っていました。
これは映画を見れば分かります。

自分も内向的なタイプなので親近感を持ったというか(笑)←単純
ちなみにバラク・オバマも内向性タイプと分類されていますね。

映画の細かい感想は書きませんが、ひとこと内容は難しかったですね。
歴代大統領の中で最も尊敬されている歴史上の人物ですから、
アメリカ人であれば当然いろんな背景を分かってるでしょうが、
一般的な我々日本人の知識で見るには、??ちょっと難しいと思います。

もちろん難しいだけでなく、ちゃんとドラマとして仕上がっています。
それでもリンカーンについてある程度の下調べをすることをお薦めします。


それにしても今まで見た映画の中で一番漢字の多い字幕だったかも。(笑)


* * * *
映画まで時間があったので、近くでハンバーガーとコーヒーを飲みながら、
BBCラジオを聞いていました。(注:聞き流してた)


そのときにかかった、
フランスのシャンソン歌手エディット・ピアフ(1915 - 1963)の英語版のこの歌。

Edith Piaf-No Regrets

「私は悔やんだりはしない
悪い結果にはなったが
最後にはそこから強くなることを学んだ
・・・」

なんと力強い。
当時の時代背景を考えると、
さらに感動的な歌です。


不思議なもので、聞きなれているせいもあってか、
やはり母語のフランス語で歌っているバージョンのほうがよく聞こえます。

Edith Piaf - Non, Je ne regrette rien

このRの発音の巻き舌、このラテン系言語らしいサウンド、これがカッコいい。
椎名林檎もここから?)


さて、明日は仕事。
皆さまはよい週末を!