旅と音楽(3)

旅と言ってもレジャーの旅(旅行)が一般的になったのは戦後のことではないでしょうか。

それも50年ぐらい前までは主に団体旅行だったイメージです。

行先も当時の新婚旅行でも宮崎や和歌山、あとは熱海あたりが人気だったような話も聞いたことがあります。

 

 

 いろんな分野で発展の加速度はすごくて、現在は足止めされていますが、海外旅行も当たり前の時代で、今や宇宙旅行さえ視界に入ってきているほどです。

 

たまに考えることがあるんです。

若いうちから視野を広げるのはいいことだと、自分もそれに賛成です。じゃあ逆に、井の中の蛙大海を知らずとは言いますが、狭い世界の中で一生を終えるその蛙は果たして不幸せなのか?と。

一概にそうだとは思えません。むしろ大海を知って、日々の小さいことに満足できなくて普通の生活が退屈に感じてしまうこともあるんじゃないかと。

 

そういうことを考え始めるといつも思い出す歌があるんです。

 

岡崎友紀「絵はがき」(1971)

作詞:橋本淳 作詞・編曲:筒美京平


この歌の語り!これが最高なんですね~

 

この岡崎友紀ベスト30、自分が持っているベストアルバムの中で一番リピートして聴いています。ベスト盤てたいてい聞き飽きるんですが、岡崎友紀さんのこのアルバムはほんとによかったです。

 

(つづく)