日曜は英検受けに行きます。

 今度でもう何回目になるだろう、英検一級一次。


 受け始めのころは「準一級は準備なし初回で取れたし、TOEICでそれなりの点数は取ったし、一次は5回ぐらいも受けたら受かるだろう」と思ってたけど、これが大甘だった。
「たかをくくって」いました(語源は⇒http://gogen-allguide.com/ta/takawokukuru.html


 語彙が難しいことは最初から覚悟していたんです。これはもう覚えるしかないですから。


 それよりも、読解問題とヒアリング問題が全然だめで、結果に愕然としショックを受けました。
読解なんてあーた内容どころか選択肢すら読めないっちゃよ!(苦笑)


 よく考えれば読解については大学受験のころも30代やり直し英語を始めてからも、ちゃんとした勉強をしてなかったことに気づきました。(そこに気づいたことはまあ褒めてもいいでしょうか・・)
 そこで高校生向けの参考書をアマゾンのレビューを見て買い始めました。伊藤和夫の「英文解釈教室」とか西きょうじの「ポレポレ英文読解プロセス50」などですね、いいと言われる参考書はやっぱりいいですね。ただし読解の参考書は比較的少ない。確かに読解=文法力+語彙力(単語・熟語)ともいえますから。
 伊藤和夫さんの本にも書かれていたはずですが、「なんとなく読める=読めてない」ということにようやく気づきました。英語はすごく構築的・構造的な言語で本当に読めてるならば誤訳はないように思います。(個人的感想ですが、かたや中国語はなんというかもっと感覚的です、多分一文字一文字の漢字の持つ意味が深いからだと思います)



 一方ヒアリング問題は自分が受けなかった前回分を最近やってみたんですが、聞けてるつもりなのに正答率が低いんですよねえ・・・な〜ぜ〜じゃ〜ど〜してじゃ〜〜。
 もともとヒアリングは英語勉強を再開したころからずっとコンプレックスで、やってもやっても全く進歩がないんで自分の耳が悪いんじゃないかと一時期は真剣に悩みました。結局今ではヒアリングについては日本人が大人になってから始める場合は習得に莫大な時間がかかるもんだと理解しています。
 それはもう恐ろしく時間と労力がかかりますので、英語圏の文化が好きな方、仕事・生活・学校に必要な方、楽しんでやっておられる方以外は英語を勉強する必要なんてまっっっったくないと思います。結局中途半端な語学力は何の役にも立たない、それに日本語はそれだけで高度な学問も幅広い知識も深い思考も得れますから。メディアは市場を作るためにやたら英語の必要性をあおってはいますが。(ただ一国の首相が話せないのは恥ずかしい)
 あとヒアリングは子供の頃の環境が決定的に影響すると考えます。このおそろしく(!)時間と労力がかかる難所をある程度スキップできる帰国子女のような人たちは、そうでない人と比べて(妬みも含めて)語学習得の苦労が全然違うと思います。例えていうならマラソンで途中のきつい坂はバス移動でスキップしたようなものでしょうか。英検とは話はそれますが、そういう意味でも小林克也さんは英語学習界のカリスマですよ。



 だらだらとすいません。英検の結果は、今回は点数はさらしませんが、結果はさらします。
 では皆様よい週末を!

英文解釈教室 改訂版

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ポレポレ英文読解プロセス50―代々木ゼミ方式

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