最近の英語学習の状況と来年の計画

 今日ようやっと9月から始めた3度目になる「英文標準問題精講」(旺文社)を読み終えた。

 この参考書に取り上げられている英文の内容自体は素晴らしいと読むごとに思う。だけどこの本は難しい、いや難しすぎる。 過ぎたるは、なお及ばざるが如し、なるほど高校生向け英語参考書としてみた場合にはAmazonレビューにある低評価も納得できると今回は思った。

 この参考書を少しずつ読むのと同時にAmazonで好評価(かつ少なくないレビュー数)だった「英文読解の透視図」(研究社出版)を買って読んでみた。これは本当に真面目で誠実で習得過程にも気を配られたとてもいい英語参考書だった。そして解説もかなり詳しく(分かってる人には逆に煩わしく感じられるほど、だけどそれも誠意の表れ)書かれていて、この本と比べるとなるほど「英文標準問題精講」は解説が少ないという意見もよく分かる。

 自分が英文読解で特にお薦めする参考書は【1】この「英文読解の透視図」とあとは【2】「英語リーディング教本」(これも研究社出版)です。


 と、こんな受験参考書のことを書いてばかりいると英語「学習」自体が目的化してるようなのが嫌なんです。勉強のための勉強はもう止めや!としょっちゅう思っているんですが、一方でノンネイティブが外国語を習得する過程においてはやっぱりがり勉的なことも仕方ないとも思います。それに日本の英語学習本はおそらく世界一の水準ですしね。使わない手はありません。


 さて来年の学習目標のメインは【音読を大切にする】です。ちょっとここ2年ほど音読を軽視しすぎてました。それと【学習参考書はもう買わない】です、もうさすがに手持ちのもので十分以上です。といいつつ最近、大西 泰斗さんの近著「一億人の英文法」を買いましたが・・・これがラストです。


★2012年の英語学習計画★
1 「Barron's 1100 Words You Need to Know」の音読をメインにボキャビルにつなげる⇒英検1級対策
2 大西 泰斗「一億人の英文法」
3 TIME購読⇒時間の許すかぎり辞書を使って「読む」⇒×「眺める」
4 NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」+α
5 何年か前に取り組んでた映画教材をヒアリング教材としてやり直す⇒「ラブ・アクチュアリ」「ノッティング・ヒルの恋人」
6 積読になってる洋書ペーパーバック10冊ほど読了させる⇒これは6月ぐらいまでで
(7 時間に余裕があれば「English Grammar in Use」をもう一度)

んな感じです、日程の都合で受けれるかどうか分かりませんが英検1級1次突破したいところです。1次さえとれば書を捨て街に出ようと思ってます、そして英語「学習」は終わりにしたいし、中国語も少し取り戻したい。