80年代洋楽を思い出して - 4 -  〜クラウデッド・ハウス

Crowded House - Don't Dream It's Over

 
 いい歌だなあ。
 もしこの歌を知っていたら、その人はさすがに当時(80年代)洋楽ファンだったとしか考えられない。日本での知名度はそれぐらいだろう。
 その時代の顔だったMJやマドンナ、ペットショップ・ボーイズ、ホイットニー・ヒューストン、プリンス等だったら、その後もずっと名前も曲も聞く機会があるけど、このクラウデッド・ハウスはその時代にしか聞かなかったから、この歌とからむ記憶が冷凍保存されているので、最近この歌を聞いたときにハッとその時代の匂いのようなものを思い出した。


 たとえば「三丁目の夕日」のような作品に人気が出たり、昔はよかったという話がよく出たりする。だけど僕は確実に今の時代のほうがいい時代だと思う。(災害やその時代の不幸は除いて)
 昔がよく思えるのは、自分が若くて未来が無限に広がっていたから、好きな女の子がかわいかったから、そして悪い記憶をどんどん忘れていい記憶だけが残ってきているから、そういうことが主な理由ではないだろうか。


 ああでも、それでもたしかにあの日に帰りたい。
 明日を心配しないで生きられるなんて素敵やん!!


 クラウデッド・ハウスについて調べてみるとオーストラリアのバンドだったんですね。
 オーストラリアといえば、今NHKラジオ講座の「入門ビジネス英語」のテキストにオーストラリア出身のお笑いタレント、チャド・マレーンの連載があってこれがすごく面白い。チャドによるとオーストラリアはいいところなので、一度行ってみたい。クラウデッド・ハウスと関係ないけど。