バグダッド・カフェ

イーグルス「ホテル・カルフォルニア」、およそ6分もあるのにどの部分もまったく聞き飽きる箇所がなく聴かせるのがすごい。そして、あのツインギターはロック史上の名演ですね。

 

YouTubeの字幕機能で邦訳が見れますが、「ホテル・カルフォルニア」の歌詞がまた実に不思議でいいですよね。

子供の頃から日常とは違う「不思議」な世界にとても惹かれます。

 

そしてこの歌詞の世界が、そのまま映画「バグダッド・カフェ」を思い出させます。

1987年の映画ですが、今年になって初めて観ました。これが不思議なすごくいい映画でした。ストーリーに筋がないというか、場所があってそこに人がいて、それだけで映画が成立しているような、それでいて退屈にならないという稀有な映画でした。夜中に観たんですが、ああいうタイプの映画なら僕の場合は普通は途中で寝てしまうことが多いんですが、これは観ていくうちに逆に目が覚めて面白く最後まで観ました。

この映画、舞台はアメリカですが西ドイツの映画なんですよね。外国映画は英米以外の映画は観る機会が少ないので、その分新鮮な感じを受けることが多いですが、それがこの映画の不思議さの一因なのかもしれません。