全国通訳案内士試験を受けます '23 中文編 (4)現在的狀況

12月10日の口述試験に向けて通勤時間と週末に、無理しない程度で勉強しています。机に向かって勉強ということはありません、机は今はPCデスクになっていて勉強机がありませんし!、机に向かって勉強モードになる集中力も正直ないです。

 

今のところは、のんびり一人ソファに腰かけて

・参考書を読んで暗記が必要だと思う単語にマーカーを付ける

・参考書の音声を「オーバーラッピング」する(録音音声に合わせて同時に発声する)

ぐらいをしています。

 

参考書として新たに一冊追加しました。

「中国語で読む 我的ニッポン再発見!」段文凝、江正殷(著)研究社

同じく中文で試験を今年受ける方のブログで褒められていたのですが、なるほどとてもいい本です。一人の女性が感じた日中の文化や習慣等の違いのエッセイが面白く、写真やデザインも親しみやすくて、さらに文法解説が分かりやすくとてもよいです。すべての中文学習者にお勧めできます。

 

昨年度は英語で合格することができましたが、英語の口述試験の問題とどう違うのかを知りたくて、遅いぐらいですがハロー通訳アカデミーさんのサイトを見て情報を得ました。

ハロー通訳アカデミーさんというのは、この試験の有用なたくさんの情報や教材を太っ腹にもほぼすべて無料で提供されている受験者にはそれはそれはありがたいサイトです。この試験を受ける人で見ていない人はいないのではないでしょうか。

(「ハロー」という名前もいいですね!)

そうしたところ、口述試験の問題は英語も中国語もまったく同じでした、単に試験の言語が違うだけ。

観光案内する内容自体同じなんだから言語関係なく問題は同じという、考えたらごく当然なんですが、心のどこかで受験者の少ない英語以外の言語は優しいのかななどという甘い考えがありました。(んなこたぁないですよね・・・)

 

あと2か月、一番は日本に関する単語を中文で言えるようにすることに重点を置こうと思っています。

例えば去年、私の回に与えられた3つのプレゼンテーマから「わさび」を選びました。

わさびは英語でもwasabiですよね、でも中文では山葵(まずどう読むねん~)、それから芥末という呼び方もあるというややこしさ。台湾と中国では使う単語も使ったりするし、これは難しい。単語が分からなければまず闘うことすらできないので、それが重要だと思っています。

 

そういえば、(スタジオ)ジブリは「吉卜力」と書きます、読みはジブリに近いものです。

これがこの漢字が冷凍食品メーカーの「加ト吉」に見えてしょうがないんです。(笑)

余談です。

 

話はさらにそれますが、外国語を勉強しようとするときには何か理由や動機があると思います。受験のため、仕事のため、外国人と会話がしたい恋愛がしたい、映画や本を理解したい、旅行したい、等々。

どんな理由でも、それが仮に強制的なものであっても、学習を進めていくにはまずその国の文化や食べ物や人やなんでも好きになったり興味を持つことが大切だと思うんです。開始時点でそこまで好きな何かがなければ、私は好きな音楽や本や映画を探そうとします。

もう・・・20年前ですが、中文の勉強を始めたときは、職場に中国人の女性がいまして、かわいい女性でしたが既婚者でしたし恋愛ではないんですが、発音を聞いてもらったらめちゃくちゃ褒めてくれたんです、あなた才能あるよとまで、そのとき聞いてもらった一文を今でも覚えていますが確かによく始めたばかりであれが発音できたなと正直思います(笑)、それで気をよくしてさらに勉強したと。(これは褒めるということの大切さを強く学びました)

それが一つと、音楽ではそのときは王菲が好きになりましたね、同時に好きになろうとしました。

王菲と書いても分からない方も多いと思いますが、フェイ・ウォンです。王さんなんです。

今でも王菲を聞くとその年齢の頃のことをよく思い出すんです。

 

王菲 Faye Wong -《夢中人》(1994) (これは広東語ですが・・)

 

王菲 - 你快樂 所以我快樂 (1997)