GyaO!で「じゃりン子チエ」を見終えた

ああ最初から最後までずっと面白かった。

GyaO!で毎週更新されていたアニメ「じゃりン子チエ」全64話を見終えた。
20年ぶりに見返しましたが、その頃と今とで一切変わらず、いやそれ以上におもしろかった。
その頃は関西では本当に年がら年中と再放送されている感じで同じ話を何度も見ていたので、見ていなかったエピソードはありませんでした。
それでも新鮮に面白かった。

あらためて「じゃりン子チエ」は本当に不思議だなと思う。
現実の世界を舞台にしてるドラマで、においまで伝わりそうなほど生活感もあるのに、実際には完全にファンタジーの世界、ある種の夢の世界。
猫が二足歩行してるとかもちろんそれだけではないんです、
小学生の女の子が飲み屋を切り盛りしていて、かたや父親は毎日プラプラしてそれでいて結婚生活を続けている。
そんな非現実な世界を現実の世界のように違和感なく見せる。

それにしても、子供の頃に見たアニメを大人になって見返したとき、
大方は「懐かしい」「ノスタルジー」ということをベースに見ていて、実際には変わらずに面白いと思えるアニメはそう数はない。
ただそう思える作品は自分の場合はほぼ高畑勲宮崎駿が制作者のもの。
原作が小説ならまだしも漫画が原作のアニメでもその二人のものは格段におもしろい。
アニメの分業がどうなされているかは分からず、何がすごいのかは説明できないけど、とにかくやっぱりあの二人はすごいんだ。