この数日は、毎日100ページほど読んで、2ヶ月に渡って読んできたトルストイ「戦争と平和」もいよいよ最終巻(第四巻/新潮文庫)を読み始めました。
舞台はもちろんロシアですが、僕にはロシアと言ってもクレムリンの宮殿ぐらいのステレオタイプな景色しか浮かばないのが正直なところです。
そんな乏しいイメージの中、今年の冬でしたか映画館でボロボロ泣いてしまった「ドクトル・ジバゴ」(1965)の情景と音楽を、読みながら思い出しました。
(実際にはロケはロシアじゃないし、英語の映画なんですが)
「ラーラのテーマ」・・・よみがえるなあ、本当にいい映画だった。
大ヒットした「タイタニック」を映画館で見たときは、途中から早く終わってほしいなあと思った自分ですが、同じように愛がテーマの大作の「ドクトル・ジバゴ」は長さ(3時間20分)も苦にならなかった。
やはり人によって、あとはそのときの気分によって(?)、映画の感想は変わるんでしょうか。
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